また、随分とご無沙汰でございました。
ロハスフェスタ以降は少し気が抜けたようなfuwafuwaとした感じで過ごしておりました。
ただ、
溜まりこんだ仕事をほったらかす訳にもいかず、ほとんどの時間を家に篭って仕事をしておりました。
たまに出かける「お外」がなんとも良い気持ち、適当な気分転換でしたね。
そんな中、
突如、「鳴らずの電話」が聞きなれない着信音を奏でるのでした。
携帯に慣らされた手は、子機の大きさにさえ少しの違和感を感じ、応答ボタンを探し当て、出たのです。
(ややこしい言い回しやな。。。)
ま、とにかくその電話に出てみたのです。
すると、なにやらお客さんのようでした。
内容はと言うと、
家は一年前に新築をし、庭にデッキはしたものの他が手付かずのままなので、
一度見てもらい提案をお願いしたいのですが!との事でした。
第一希望としてデッキ部分にサンルーム的なものがほしい。
そして、隣との境界のフェンス
てな感じだったのです。
電話口の女性は、おとなしい話口調で淡々としゃべられ、
やる気があるのかなぁ。。とも思えるような、私的な印象ですが正直そんな風に思ったのでした。
なので、ノリノリという感じでもなく後日、お宅の方に伺ったのです。
軽く、外でご挨拶をし、招き入れていただきました。
電話の印象とは違う、なんともハッキリ、スッキリな感じのする奥様でした。
いつものように奥様+旦那様(お目付け役)みたいな感じで打合せは始まるのだろう、と思っていたのですが。。。
あちら、こちらから、その決して大きくはないテーブルへと集まって来られた人数が
奥様、コドモさん(女性二人と男性)そして、おばあさま。
僕を合わせて6人での打ち合わせとなりました。
いきなり初対面の5人の人に囲まれ、なにやら期待感でいっぱいの「おめめ」と「こいつはどんなヤツや!」
みたいな品定めの「おめめ」で見つめられ、打合せが始まったのです。(結構、緊張しいやのに。。)
直ぐに、それはそれは本当に仲睦まじいご家族だということが分かり
たくさんの笑い声の中、穏やかに打合せは進んでいきました。
新しく出た話の中に、将来の構想として家族で運営するカフェという話が出たのです。
庭のプランをするにあたり、その店の希望の大きさや設定の場所を聞きました。
その店があるもの仮定した中でのプランをしないと二度手間となり、
せっかく作ったお庭を壊すようなことにもなりかねないので。。との理由からだったのですが、
色々な話を聞いていくうちにお店のプランがザックリと頭に浮かんできたのです。。
そうなると黙ってられません。。
じゃあ、こんな感じはどうですか?みたいなとこから始まり、
話は実際の運営メニューや人員構成、法的なチェック等々、細かいところまで進んでいったのでした。
で、
一つのことに気付きました。
ご家族の末っ子の女の子は障害を持ってられます。
詳しいことはお聞きしていないので分かりませんが車椅子の生活をされています。
この、ご家族の皆さんがその女の子を中心に全てを過ごされている事。
このたった2時間程の短い時間ですが、見ていて、お話を聴いたなか、それは十分に分かったのです。
家族愛に溢れた本当に素敵なご家族です。
も、こうなるとhiguchiはあきません。
僕もその子を中心に全ての事をプランニングです。
以前から凄く興味のあった「園芸療法」というものがあります。
これは、
生活弱者、ご老人、病人、障害を抱えた人などが他人と植物や土に触れ合うことで、
生活に変化を与え、活力を取り戻したり、ココロの癒しだったり、運動だったり、
コミュニケーションの場だったり希望だったりする、植物を用いたセラピーの一つです。(私の解釈です。)
定義としては下記です。(ウィキペディアより)
園芸療法(えんげいりょうほう、Horticultural Therapy)とは、
心や体を病んだ人たちのリハビリテーションとして園芸活動をセラピーの手段として利用するもの。
第二次世界大戦の後、1950年代からアメリカ合衆国や北欧から始まった。アメリカでは主として、
戦争からの帰還兵の心の癒しの手段として発展してきたが、北欧では平行して、障害者の社会参加、
社会復帰の考え方を主導するノーマライゼーションの一環として、これは当初考えられた。
その手法をこの庭に入れていこうと思います。
ただ、この手の物って見せ方があんまりよくない、ハッキリ言ってカッコ悪いものが多い。
なので、普通にカッコイイとかカワイイデザインをしていこうと思います。
ココはいろんな人とのコミュニケーションの場所になります、だから普通にかっこいい庭でないと駄目なのです。
今回のhiguchiの役割はココが一番です。
つい先日、一度目のプランのプレゼンに伺い、ご家族にも、この話をさせて頂きました。
思いつくママをスケッチし、殴り書きを見せながら若干興奮気味にお話をさせて頂きました。
結果、
すごく驚かれ、共感頂きました。
第一希望のサンルームはプランから無くし、デッキさえも小さくしたにも関わらず、
本当に喜んで頂けました。ご理解いただけたことが本当に嬉しかった。
多分ですが前向きに進んでいくと思います。
この庭をきっかけに、ご家族には本格的に園芸療法をご提案しようと思っています。
私設の庭として、多分例がない事ですが、(公共の私設にもほとんど例がないですが。。)
庭を中心にカフェやギャラリーに沢山の人、老若男女健常者も障害者もが集えるコミュニティとして、
ここから実に則した園芸療法が波及出来ればなんて。。
またもや大きな夢を見ております。
いつの日か園芸療法に関わりたいと思っていた事。
この話には本当に驚いています。
想い続ける事はヤッパリ大事なことですね。
最初の第一歩。
感謝。
higuchi

