2010年12月22日

バリアフリーガーデン

こんにちは!higuchiです。

また、随分とご無沙汰でございました。
ロハスフェスタ以降は少し気が抜けたようなfuwafuwaとした感じで過ごしておりました。

ただ、
溜まりこんだ仕事をほったらかす訳にもいかず、ほとんどの時間を家に篭って仕事をしておりました。
たまに出かける「お外」がなんとも良い気持ち、適当な気分転換でしたね。

そんな中、

突如、「鳴らずの電話」が聞きなれない着信音を奏でるのでした。
携帯に慣らされた手は、子機の大きさにさえ少しの違和感を感じ、応答ボタンを探し当て、出たのです。
(ややこしい言い回しやな。。。)

ま、とにかくその電話に出てみたのです。
すると、なにやらお客さんのようでした。

内容はと言うと、

家は一年前に新築をし、庭にデッキはしたものの他が手付かずのままなので、
一度見てもらい提案をお願いしたいのですが!との事でした。

第一希望としてデッキ部分にサンルーム的なものがほしい。
そして、隣との境界のフェンス

てな感じだったのです。

電話口の女性は、おとなしい話口調で淡々としゃべられ、
やる気があるのかなぁ。。とも思えるような、私的な印象ですが正直そんな風に思ったのでした。

なので、ノリノリという感じでもなく後日、お宅の方に伺ったのです。


軽く、外でご挨拶をし、招き入れていただきました。
電話の印象とは違う、なんともハッキリ、スッキリな感じのする奥様でした。
いつものように奥様+旦那様(お目付け役)みたいな感じで打合せは始まるのだろう、と思っていたのですが。。。

あちら、こちらから、その決して大きくはないテーブルへと集まって来られた人数が
奥様、コドモさん(女性二人と男性)そして、おばあさま。
僕を合わせて6人での打ち合わせとなりました。

いきなり初対面の5人の人に囲まれ、なにやら期待感でいっぱいの「おめめ」と「こいつはどんなヤツや!」
みたいな品定めの「おめめ」で見つめられ、打合せが始まったのです。(結構、緊張しいやのに。。)

直ぐに、それはそれは本当に仲睦まじいご家族だということが分かり
たくさんの笑い声の中、穏やかに打合せは進んでいきました。

新しく出た話の中に、将来の構想として家族で運営するカフェという話が出たのです。
庭のプランをするにあたり、その店の希望の大きさや設定の場所を聞きました。
その店があるもの仮定した中でのプランをしないと二度手間となり、
せっかく作ったお庭を壊すようなことにもなりかねないので。。との理由からだったのですが、
色々な話を聞いていくうちにお店のプランがザックリと頭に浮かんできたのです。。
そうなると黙ってられません。。
じゃあ、こんな感じはどうですか?みたいなとこから始まり、
話は実際の運営メニューや人員構成、法的なチェック等々、細かいところまで進んでいったのでした。

で、
一つのことに気付きました。

ご家族の末っ子の女の子は障害を持ってられます。
詳しいことはお聞きしていないので分かりませんが車椅子の生活をされています。

この、ご家族の皆さんがその女の子を中心に全てを過ごされている事。

このたった2時間程の短い時間ですが、見ていて、お話を聴いたなか、それは十分に分かったのです。
家族愛に溢れた本当に素敵なご家族です。

も、こうなるとhiguchiはあきません。
僕もその子を中心に全ての事をプランニングです。

以前から凄く興味のあった「園芸療法」というものがあります。
これは、
生活弱者、ご老人、病人、障害を抱えた人などが他人と植物や土に触れ合うことで、
生活に変化を与え、活力を取り戻したり、ココロの癒しだったり、運動だったり、
コミュニケーションの場だったり希望だったりする、植物を用いたセラピーの一つです。(私の解釈です。)

定義としては下記です。(ウィキペディアより)
園芸療法(えんげいりょうほう、Horticultural Therapy)とは、
心や体を病んだ人たちのリハビリテーションとして園芸活動をセラピーの手段として利用するもの。
第二次世界大戦の後、1950年代からアメリカ合衆国や北欧から始まった。アメリカでは主として、
戦争からの帰還兵の心の癒しの手段として発展してきたが、北欧では平行して、障害者の社会参加、
社会復帰の考え方を主導するノーマライゼーションの一環として、これは当初考えられた。

その手法をこの庭に入れていこうと思います。
ただ、この手の物って見せ方があんまりよくない、ハッキリ言ってカッコ悪いものが多い。
なので、普通にカッコイイとかカワイイデザインをしていこうと思います。
ココはいろんな人とのコミュニケーションの場所になります、だから普通にかっこいい庭でないと駄目なのです。
今回のhiguchiの役割はココが一番です。


つい先日、一度目のプランのプレゼンに伺い、ご家族にも、この話をさせて頂きました。
思いつくママをスケッチし、殴り書きを見せながら若干興奮気味にお話をさせて頂きました。
結果、
すごく驚かれ、共感頂きました。
第一希望のサンルームはプランから無くし、デッキさえも小さくしたにも関わらず、
本当に喜んで頂けました。ご理解いただけたことが本当に嬉しかった。
多分ですが前向きに進んでいくと思います。


この庭をきっかけに、ご家族には本格的に園芸療法をご提案しようと思っています。
私設の庭として、多分例がない事ですが、(公共の私設にもほとんど例がないですが。。)
庭を中心にカフェやギャラリーに沢山の人、老若男女健常者も障害者もが集えるコミュニティとして、
ここから実に則した園芸療法が波及出来ればなんて。。

またもや大きな夢を見ております。




いつの日か園芸療法に関わりたいと思っていた事。
この話には本当に驚いています。
想い続ける事はヤッパリ大事なことですね。

最初の第一歩。






感謝。


higuchi


写真(2010-12-22 21.03) #2.jpg






















posted by higuking at 21:04| Comment(0) | garden design | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月20日

『いえひと』新ステージへむかう!

こんにちは higuchiです。

先日、いえひとにて挑んだビックイベント「ロハスフェスタ」が終わりました。
準備期間を含め5日間、没頭しておりました。

お陰さまで大成功で終えることができました。

今回、大成功で終えたのは、完璧な準備をしていただいた

「いえひと」のメンバーのおかげ。

特に、各社さんの社員さんが 「設計」「企画」「工務」の3チームに別れ
見事な連携でお膳立てをしてくれたことに他ならない。

今まで、「いえひと」は経営者のネットーワークとして情報や技術の交流をはかり、
建築業界の底上げ、大きくは「日本の建築業界を変える」との大志を掲げ、
その名のごとく建築からできる、社会貢献を模索し、少しづつ形にしてきました。

今回社員さん同士のネットワークが加わったことは、大きな、大きな収穫です。
このイベント一番の収穫と言ってもいいのでは、と思います。

いえひとは早くから同業者のネットワークとして深いところで繋がってきましたが
今回は社員さんを含めた、完全な形のネットワークが出来たように思います。

これは、実務レベルで情報や技術を共有できるシステムが出来たということなのです。
今までは自社での問題提議、検討、行動、解決だったことが、
ネットワークの中で共有できる、言わばセカンドオピニオン、サードオピニオン、
ということが可能になり、解決までのスピード、クオリティが数段にUP
するということなのです。

いろんな業界で気づきだしていますが、
中小の会社で「企業秘密」を唱える時代は終わりに来ています。
(勿論、特別な技術に関しては別物ですが。。)
どんどん、情報を開示し共有し、一社で考えるのではなく、
業界全体の問題として捉え、考え、消費者と対峙していくことが必要なのです。

業界の底上げこそが生き残りの最大の方法だと思います。
最近の建築における、国の方針の中

「長期優良住宅」

というものが打ち出されています。

とてもじゃないですが、一般の工務店レベルでそれを理解するのは大変なことです。
実際に理解出来ず着手していない、
それどころか言葉さえ知らない工務店も多いことと思います。

でも、国も消費者も、そこを求め始めているということなんです。
この動きは確実に主流になっていきます。
見た目の美しさも当然大切ですが、「命を守る箱」としての
家に求められる耐久性も含めた耐力性能を高める基準として
スタンダードになることは間違いないでしょう。

今、ここに気づく、気づかない、という事は
生き残りとして大きな分岐点になっているような気がするのです。

ただ、
気づいているのに、そのすべがわからない工務店が多いことも現実です。
そこを救えるのが同業者のネットワークだと思うのです。

「いえひと」のようなネットワークがたくさん出来て、
そんな小さなネットワーク同士が、またネットワークを組み、志の高いところで
繋がり、業界全体として問題解決と展望を図れればと思うのです。



感謝。


higuchi







for the children すべては未来の子どもたちのために
大阪・西宮、注文住宅、リノベーション『マプラスデザイン』
大坂・西宮、デザイン『ライブスファクトリー』
posted by higuking at 11:59| Comment(0) | いえひと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月08日

irairaすることも、気づくことも。。

こんばんは!higuchiです。

ここんとこ平和な日々を過ごしてきましたが、イライラする事って突然やってくるんですね。
あるツイッタ−の書き込みが気になりユーストリームへと導かれたのですが、愕然とする内容。。
今まで信じていたのは何なのか?僕が見てきたことの、ほとんどが歪んでいたなんて。。。

この件は、もう少し経過を見守りたいと思いますが、いずれにせよ100%の嘘ではないだろうと思う。。
日本も嘘ばっかり。。悲しい事実。

っていつもより、かなりテンションの低いところからの今回のブログですが、話は全く関係のないことです。


先日、リノベーションEXPO japan2010、前夜祭なるイベントに出かけたのです。
その日、これもツイッターの情報から、開演3時間前にそのイベントを知り、妙に気にかかり

「行こう!」

と思ったのです。

電話をかけ、「僕も建築の関係ですがお邪魔してもいいですか?」と問い合わせ、了解を得、大急ぎで難波に向かったのです。

何故にそんなに気になっていたのか??
それは前職の時、全ての面で参考にさせていただいていて、目標にしていた社長さん(現在は違います)の話が聞ける。
プラス、リノベーションという言葉を関西では早くから発信していた会社の社長さんの話も聞けるということでした。

「これは何かもって帰れる!」

相当な期待感を持って出かけたのです。

率直な感想。
お二人のトークには、特に感じることもなく、少し拍子抜けの感じでした。

多分、これは「いえひと」に参加させてもらってることから思うことだと直ぐに理解できました。
いえひとの皆さんとの話は、それを大きく次元を超えている。
その事を、改めて実感させてもらうこととなりました。

そんな事だったら、ここでワザワザ書かんでもいいことですよね。。

ただ気にかかることも沢山会ったのです。。

このリノベーションEXPOを開催している集団はリノベーションをキーワードに昨年の7月に発足して、これまでに300社以上の
参加を集め、急成長をしている組織なのです。
バックグランドには、この不況に対する救世主として「リノベーション」という未成熟の分野に白羽の矢がたったのでしょうね。

元々

リノベーションという言葉はコンバーションという言葉と共に建築業者から発信された言葉だと理解しています。
どうにも定着せず(特に関西では。。)にいた言葉なのですが、どういう訳か?関西では不動産屋の世界で定着をしてしまったのです。
「リノベーション、大阪」と検索をすると、出てくるのは不動産業者がほとんどなのです。。

これは今回、伺ったこの集まりのにも言えることだったのです。
自宅に戻り、ネットにて調べてみたのですが、参加会社さんに不動産やさんの多いこと。。
この会の急成長に不動産屋が大きく起因することが分ったのです。

いえひとには無かった一面です。
同業者のネットワークは最近よく耳にしますし、
その意義は業界のベースアップこそが生き残りへの最大の攻撃手段だと認識しているのだと思う。
建築屋と不動産屋のガップリは。。
有りそうでなかった、ごく身近で全く違う業界の犬猿コラボなように思うのです。


結果、どこに向かうのか?
その会の志、理念の共有にかかっているのでしょうが、、。

今まで私の中で囚われていた物が溶けていくような気持ちになったのです。
危機感の中、必死に新しい形を模索していることに、素直に見習わなければと思ったのです。

最近

「いえひと」の事をよく考える。

こんなポテンシャルの高い連中の集まりを、なんとか世に広めたいと思う。

今回はそのヒントを貰えたいい機会だった。
少しづつ実像をイメージできるようになってきたような気がしています。


ロハスフェスタで、更に一丸となれるような気がして楽しみで仕方がない!!




感謝。
higuchi


























posted by higuking at 01:14| Comment(0) | LIVES FACTORY | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする